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長文記事は冒頭に要約を書いてほしい

ネットで長文記事や長いTogetterまとめを見た時に感じたことの愚痴です。分量が多いものほど結局何が言いたいのかわかりにくいので、できれば冒頭に要約を書いてほしいと感じます。

はじめに

ネットで長文記事を読んでいると、途中で「著者は結局何が言いたいんだ?」と思うことが良くあります。

特に、下記のような記事を読むとさすがにイラッとします。

  • タイトル「○○はなぜなのか?」 → 延々と関係ない話が続く → 結局「○○はなぜなのか?」が書かれていない!

また最近ではTogetterまとめも話題になることが多く、読む機会も増えましたが、大体読みにくいです。元々短文を発信するためのサービスに書かれたものを繋げているだけなので当然ですが、さらに途中で他の人のツッコミが入ったり話が逸れたりと、よほど丁寧にまとめられているものでなければ読むのがしんどいです。

なので、著者の方にはできれば冒頭に要約を書いてほしいです。

普通に書くと結論が最後に来る日本語

プレゼンの講義か何かで、英語は「結論 → 理由」の順番で話が展開するのに対し、日本語は「理由 → 結論」という順番だと聞いたことがあります。

英語の場合は「○○だ。なぜなら~」なのに対し、日本語の場合は「~だ。そのため○○なのである。」といった感じです。

つまり何も考えずに書くと、最後まで読まないと何が言いたいのか分からない文章が出来上がってしまうのです。

読者のために要約を

結論を最後まで明かさないことは、著者にとってはメリットがあるのかもしれません。冒頭で結論が分かってしまえば、そこで読者が読むのをやめてしまう恐れがあります。アクセス解析の用語でいえば、滞在時間が減って直帰率も高くなってしまいます。

さらにSEO(検索エンジン最適化)的には長文のほうが有利ということも合わさって、最後まで読まないと何が言いたいのか分からない長文記事が量産されてしまっているのではないかと思います。

でも本当にそれでいいのでしょうか?

読者が長い記事を最後まで読んだ上に求めていたものと違った場合、読まれなかったよりも印象が悪くなりはしないでしょうか?またそのような記事の場合は、最後まで読まずにタイトルだけに反応して的外れなコメントを書き込む人も出てくるかもしれません。

私はSEOにそこまで詳しくないですし、考えの甘い理想論なのかもしれませんが、重要なのは小手先のテクニックを駆使するよりも、読者のためになる記事を提供することなのではないでしょうか。

要約が必要ない記事もある

当然、内容によっては要約は必要ありません。必要ないものの方が多いかもしれません。

短い記事であれば要約は無いほうがいいでしょう。 日記など、要約の仕様がないものもあります。 サイトの雰囲気によっては、要約はシステマチックすぎて合わないものもあるかと思います。

まあ結局はケースバイケースです。

おわりに

そういえば、学術論文には必ず冒頭に要約(Abstract)がかかれていますよね。さすが何百年も情報伝達に使われている媒体だけあって、非常に洗練されています。