『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.12』を読んだ感想です。
はじめに
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.12』の文庫版が10月8日に、kindle版が12月10日にそれぞれ発売されました。
kindle版を読んでみたので簡単にレビューします。
※軽いネタバレを含みますのでご注意ください。
あらすじ
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.12<ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?> (電撃文庫)
- 作者: 聴猫芝居
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/12/10
- メディア: Kindle版
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ゴールデンウィークにアコの両親が旅行に行くため、留守中のアコを任されてしまったルシアン。アコのママに押し切られてしまい、アコの家に泊まり込むことに。
一方MMORPG「レジェンダリー・エイジ」では、ゴールデンウィーク中にモンスターが自宅を襲撃するイベントを開催! しかも今年はネトゲ部のメンバーの都合が合わず、みんなで防衛することもできない!
アコとルシアンは、現実とゲームの家を守り切れるのか?!
かんそう
もう12巻目。だけど安定して面白い。
10巻で2年生になったアコたち。1年生の夏休みにはネトゲ部で合宿に行ってたけれど、2年生のゴールデンウィークは予備校やら家庭の都合やらで集まれず。特に用事の無いアコとルシアンでイベントをこなすことに。
でも全くシリアスにはならないので安心して楽しめる。アコとルシアンのカップルが固定されてるのでハーレムもののギスギスはなく、登場人物がみんな良い人たちなので勘違いからの衝突みたいなイベントもない。それでも面白いのだからすごい。
毎回いろいろなバージョンアップやイベントにより、こんなネトゲあるかよ状態になりつつある「レジェンダリー・エイジ」。 今回は何とタワーディフェンス(敵から拠点を守るゲーム)要素を追加してしまう。
タワーディフェンスはそこまでメジャーではないけれど、最近はタワーディフェンスのソシャゲが幾つかヒットしてるので、割と盛り上がってるジャンルかもしれない。
しかし私の場合は読んでる最中、『Orcs Must Die!』というゲームが頭に浮かんでた。 完全に「守口」さんの実況動画の影響です。 『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.12』を読む前に、この動画を見ておくとさらに楽しめるかも。
おわりに
はやく結末を見たいと思う小説シリーズは多くあっても、 こんなに長く続いてほしいと思える小説シリーズはなかなかありません。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?<ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?> (電撃文庫)
- 作者: 聴猫芝居
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/07/12
- メディア: Kindle版
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