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「あとがき」は読まない主義

私が小説の「あとがき」を読まない理由についてのメモ

はじめに

記事タイトルまんまですけど、私は小説の「あとがき」は読まない主義です。

おそらく小中学生のころにはそんな感じだったので、実際なぜ読まない主義になったのか正確な理由は忘れてしまいましたが、今さら理由を考えてまとめてみました。

なぜあとがきを読まないのか

現実に引き戻される気がする

私が小説を読むのは、昔からだいたい現実逃避が目的です。小説の世界に没頭していろいろな事を忘れてしまいたいのです。

そんな中で、あとがきは現実の最たるものなので、読んでしまうと現実に急激に引き戻されてしまうのだと思います。

せめて読後のちょっとくらいは、余韻に浸らせて欲しいものです。

本文で完結してほしい

私はあとがきで補足や解説や言い訳をされてしまうのが嫌いないんだと思います。

勝手な願望ですが、伝えたい事、必要なことは本文に全て含まれていてほしいのです。解説がないと楽しめないような作品は、私には楽しめません。

今の世の中であれば、言いたいことは本の外、ブログやTwitterで伝えてほしいとも考えてしまいます。しかしそういうメディアは本よりも寿命が短いので、そうもいかないんでしょうね。

映画やドラマで例えると…

小説のあとがきを映画やドラマで例えると、エンディング後に監督の一人喋りが始まるようなものでしょうか。

そう考えると興ざめもいいところですよね。

見たい人もいるかもしれませんし、見たくなければ見なければいいだけですけれど、エンディングロール後にそんなものが始まれば否応なしに目に入ってしまいます。

あとがきがある理由

あとがきは必須ではないと思うのですが、少なくとも私が読んできた小説には必ず収録されていたと記憶しています(ググったところでは、あとがきがない小説もあるみたいですが)。

おそらく何かしらの歴史的、文化的理由があって書かれているのだと思いますが、軽く調べてみた限りではこれといった理由は見つかりませんでした。

理由が分かったら追記するか、新しい記事を書こうと思います。

おわりに

でもたまにあとがきにもネタがちりばめられているものがありますよね。「キノの旅」でしたっけ?